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高尾 幸司 院長

KOJI TAKAO

見て、触って、感じて。当たり前のことを当たり前に提供できる病院を目指して

東京大学農学部獣医学科卒業。同大学附属家畜病院外科学教室に所属。2005年9月に『野毛坂どうぶつ病院』を開院( 京浜急行「日ノ出町駅」より徒歩4分、JR根岸線「桜木町駅」より徒歩6分)。

高尾 幸司 院長

高尾 幸司 院長

野毛坂どうぶつ病院

横浜市中区/野毛町/日ノ出町駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ
  • ●フェレット
  • ●ハムスター
  • ●鳥

犬が大の苦手だった私が獣医師に

高尾 幸司 院長

実は、子供の頃、私は犬が苦手でした。もう触れることもできなかったのですが、ある犬をきっかけに触れるようになったのです。そのある犬というのが、友達が飼い始めたワンちゃんでした。「うらやましい」という気持ちもあったのでしょう、親にわがままを言ってうちでも犬を飼うことになり、以来、犬が、そして動物が大好きになっていったのです。
獣医師を志すようになったのはその頃から抱いた思いであり、以来、他の道は一切考えていませんでした。今振り返りますと、もし友達があの犬を飼っていなかったら、今の私もなかったかもしれませんね。

大学卒業後は付属病院の外科学教室に在籍しました。当時は、ただ「カッコイイ」というイメージから選んだものでしたが(笑)、今思えば、その時に外科を選択したことで、知識や技術をへだたりなく学ぶ姿勢が身についたのではないかと思っています。当時の恩師、先輩や同僚の先生方とは、今も交流が続いています。皆、本当に勉強熱心ですし、その存在に刺激を受け、前に向かうエネルギーをいただいていると思っています。

動物病院であることに責任と誇りを持って

高尾 幸司 院長

当院では犬や猫はもちろん、ウサギやフェレット、ハムスターや小鳥など、小動物全般の診療をおこなっています。今は犬猫のみを診るという動物病院も少なくないですが、開院当初からの1つのこだわりとして、エキゾチック動物を含めて、動物病院で動物が診られなかったら、飼い主さんは途方に暮れるのではないかと思ってのことです。
もちろん、全てのエキゾチック動物を専門的に診るということは出来ない場合もあります。必要があれば専門病院を紹介するなど、窓口にはなれると思うのです。獣医師としての視点と知識を少しでも提供することが出来ればいいと思っていますし、社会の中で動物病院としての役割を果たせていけたらと思っています。

当たり前のことを当たり前に出来る病院に

高尾 幸司 院長

勤務医をしていた頃に歯科について詳しく勉強する機会がありましたので、飼い主さんには歯の大切さをお教えし、ご要望があれば専門的な処置をおこなっています。ただ、私としては歯科を特別な分野として見ているわけではなく、開業医はそれを含め、スペシャルなジェネラリストであるべきと考えているのです。飼い主さんは経済的な面や時間的な制約があり、誰しもが大学病院や専門病院をお望みになるわけではありません。その時、その方々に何も提供出来ない病院であってはならないと思っていますし、「先生、お願い」と言っていただけたなら、出来る限りのことをさせていただきたいと考えています。
飼い主さんの期待に応えられるよう、常にスキルを磨いき、患者さんがわざわざ大学病院や専門病院に行かなくても、当たり前のことを当たり前に出来る病院であること。これからも、その出来ることを増やしていけるよう、努力し続けていきたいと考えています。

よく見て、触って、感じることが大切

基本的なことですけれど、動物を診る際は、よく見て、触って、感じることが大切だと思っています。顔や毛艶、動きを見て、直に触ることによって得られる感触や情報は非常に大きなものがあります。そこをスタートにすることにより、過剰な検査を避けることもできますし、普段通っている動物であれば、微妙な変化を感じることが病気の早期発見につながってもいきます。それこそが、ホームドクターの良さとも言えるんですね。
教科書的に、「この病気にはこの治療」といった正解はあるでしょう。もちろんそれを踏まえていなければなりませんが、飼い主さんには様々な事情や希望があるわけですから、それらを汲んだ上でオーダーメイドで治療を組み立てていくことが私たちには求められるのです。動物と飼い主さんがともにハッピーで過ごせる提案をしていくのが、獣医師の仕事であり、責務だと考えています。

これから受診される飼い主さんへ

医療は信頼関係の上に成り立ちます。私たちは信頼を得る努力をしていくわけですけれど、飼い主さんの側も、自分が信頼出来る獣医師を探す努力をしていただきたいと思うのです。客観的に見ていくら良い医療を提供したとしても、そこに信頼関係がなければ、良い結果を得ることは難しいと思うからです。「この先生ならこの子をちゃんと見てくれる」 そう思える人を探すことが、動物と飼い主さん、そして我々のみんながハッピーになれる方法だと考えています。

※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

高尾 幸司 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:旅行
  • 好きな映画:『フットルース』
  • 座右の銘:「誠実・思いやり・一生懸命」
  • 好きなアーティスト:奥田民生
  • 好きな場所:温泉

グラフで見る『高尾 幸司 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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