真弓 博臣 院長
HIROOMI MAYUMI
可能な限りの”高度獣医療”を提供する、あなたのまちの動物病院として
麻布大学獣医学部獣医学科卒業。横浜市鶴見区、東京都大田区の動物病院に勤務。2002年4月に『ミルキーウェイ動物病院』を開院(横浜市営地下鉄ブルーライン「吉野町駅」から徒歩3分)。

真弓 博臣 院長
ミルキーウェイ動物病院
南区/南吉田町/吉野町駅
- ●犬
- ●猫
- ●ウサギ
- ●ハムスター
- ●フェレット
人間、やってやれないことはない

テンポイントという競走馬がいました。確か私が小学校3年生の頃だったと記憶していますが、名馬と言われたその馬が亡くなった時、「馬のお医者さんになりたい」と思ったのです。獣医師という職業を意識したのは、それが最初でした。
ただ、そこから順風満帆にレールを歩んできたわけではなく……。お恥ずかしい話ですが、私は近隣では知らない人がいないほどちょっとしたやんちゃ坊主だったものですから、レールに乗るも何もなかったのです(苦笑)。そのレールが再び見え始めたのが、高校3年生の時の担任の先生の一言でした。「お前は何がやりたいのか」。そう問いかけられて、獣医師という夢を思い出したのです。ただ、当時の私にとってそれは現実的な目標とは思えませんでした。すると先生は、「やってもいないくせに何を言ってる」と。その言葉を受けて、売り言葉に買い言葉ではないですけれど、「じゃあ、行ってやる」となったわけです(笑)。それが現実のものとなるのには、結局、3年の月日がかかりました。でも、先生は喜んでくれましたよ。「この学校から獣医学部は初めてだ」と。初めてどころか、後にも先にも私だけじゃないかと思いましたが(笑)。
人ってやればできるものなんですね。よく「努力すれば報われる」と言いますが、報われるかどうかは状況によります。しかし、積み重ねた努力は裏切らないということは身を以て実感しています。
町医者であることに誇りを

町医者は、すべてを診られる究極のゼネラリストだと考えています。それも広く浅くではなく、広く深く、です。当院では椎間板ヘルニアなどの整形外科疾患も扱いますし、腫瘍の摘出手術など、外科に関しては幅広く扱っているつもりです。その一方で設備的な限界もあり、できないことがあるのは確かです。ただ、だからと言って、“知らない”では困るんですね。町医者が、“わからない”では困るんです。何がどうなっているかを正確に把握して、必要ならばしかるべき施設へとご紹介する。わからないから行って、ではダメなのです。
私は「獣医」ではなく「獣医師」であることに誇りを持って取り組んでいます。医師のことを「医」とは言いませんよね。牧師のことを「牧」とも言いません。自ら「獣医師」と言えるほどの努力を重ね、その言葉に恥じない人間であろうとすることが大切ではないでしょうか。
できる限りの高度獣医療を実現

高齢の子が多くなってきましたから、循環器に問題を抱えているケースが目立つようになりました。加えて需要が多いのは、歯科ということになるでしょうか。私が大学の頃は歯科学はまだ始まったばかりでしたが、昨今はこの分野が著しく発展してきています。割れてしまった歯を分割して取り除いたり、歯髄が見えてしまった歯の神経を抜き、上から被せ物をするなど、人間の歯科に近いところまで達してきているように感じます。
私も多方面に渡って研鑽を積んできたつもりですが、それでも及ばないことがあります。その際に頼りになるのがそれぞれの道を究めた専門の先生方です。私自身は大層なものでありません。ですが、これまで培ってきた専門家のネットワークが飼い主さんに利益をもたらす大きな力になっていると感じています。
飼い主さんの心に刺さったトゲを抜くために
物言わぬ動物が主ですけれど、その子を連れてきてくださるのは飼い主さんですから、人の気持ちに目を向けることも大切です。
実は、以前は「技術がすべて」と考えていたことがありました。若い頃は鼻っ柱が強いものですから、むしろ、自分の技術で治してやるなどと思っていた風があったのです。飼い主さんに対しても、「こういう治療方針でやっているんだから、その通りにして」などと、今振り返ると思い上がっていた部分もありました。しかし、世の中にはどれだけ力を尽くそうとも治せない病気があります。飼い主さんの中には、その病気になってしまったことを「自分のせい」と思い込んでしまう方もおられます。その人を前にして、技術がどれだけ優れていようともモノの役には立ちません。そこで大切になってくるのが、飼い主さんにどれだけ寄り添ってあげられるかということ。飼い主さんの心に刺さったトゲを抜いてあげるためには、技術だけではダメだということなのです。
これから受診される飼い主さんへ
私は飼い主さんこそが1番のホームドクターだと思っています。例えば、昨日と今日の違いをわかるのは飼い主さんだけです。それは、どんなに優れたドクターであってもわかりようがないことです。ですから、ちょっとでも異変を感じたら躊躇なく連れてきていただけたらと思います。結果、取り越し苦労でもいいのです。それでその方の心のトゲが抜ければいいわけですから。
常日頃から動物たちをしっかりと見て、愛してあげてください。そして何か気になることがありましたら、私たちを頼っていただければと思います。
※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
真弓 博臣 院長 MEMO
- 出身地:大阪府
- 趣味・特技:釣り、電気製品いじり
- 好きな作家:東野圭吾
- 好きな映画:『ターミネーター2』
- モットー:「For The Patient」
- 好きな音楽・アーティスト:80’s洋楽全般/尾崎豊、福山雅治、Mr.Children
- 好きな場所・観光地:海/グアム
グラフで見る『真弓 博臣 院長』のタイプ
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エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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