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甲斐 秀実 院長

HIDEMI KAI

整形外科医として培ったスキルをいかして。地域のみなさまの幸せな人生をサポート

大学卒業後、整形外科を専門に研鑽を積む。大学病院や横浜総合病院で経験を重ね、「あざみ野駅」そばに開業。

甲斐 秀実 院長

甲斐 秀実 院長

甲斐整形外科

横浜市青葉区/あざみ野/あざみ野駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●リウマチ科

整形外科を専門に研鑽を積み、馴染みある地域に開業

甲斐 秀実 院長

小さい頃からよく怪我をしていたので、人と比べてお医者さんのお世話になることが多かったのです。スポーツが原因だったり、よくケンカもしていましたので(苦笑)。そんな小さい頃の経験が大学に進んで整形外科を選択する際にも影響を与えたと思います。
また、小さな頃から社会に役立つ人間になれと両親に言われてもいたんです。父と母はニ人とも結核を患った経験を持っていましたから、子供を医者にしたいという思いがなおのこと強かったんだと思います。

北里大学で10年。横浜総合病院で4年半、臨床に携わりました。1999年にあざみ野に『甲斐整形外科』を開院したのは、横浜に勤務していた時に、この地に馴染みが出来たという点が大きかったかと思います。

前向きな気持ちと、幸せな人生を取り戻すお手伝いを

甲斐 秀実 院長

痛みやしびれ、身体がつらい。そういうものを抱えていると人間というのは気持ちがマイナスに向かってしまうものです。気持ちの面で引きこもってしまうんです。この患者さんが1番お困りになっていることは何か? 1番つらいことは何なのか? ということを的確にキャッチし、それを取り除いてあげることを第一に考えています。
治療の結果、大半の方は良くなっていきますが、中には痛みを完全には取り除けない方がおられることは確かです。しかし、そうであっても、その人の気持ちに寄り添ってあげられることも必要でしょう。すべての過程を通じて1人ひとりの方がハッピーな気持ちとなり、幸せな人生を取り戻していただけるようご助力出来ればと考えています。

さまざまなアプローチで、健康寿命をサポートする

甲斐 秀実 院長

日本人の寝たきりになる1番の原因が大腿骨および股関節の骨折と言われています。その原因が骨粗しょう症です。骨粗しょう症とは骨の密度が低下することにより骨が弱くなってしまう疾患ですが、それにより疼痛が生じることは一般にあまり知られていません。痛みが伴う疾患は複合的な要素が考えられますが、その1つの要素として骨粗しょう症があることは間違いないことだと考えられています。
日本人女性の平均寿命を87歳とすると骨の平均寿命はそれより10年ほど早いイメージです。命の寿命に骨の寿命が追いついていないというのが現状でした。しかし、最近はその傾向が少しずつ変わってきているのではないかと感じています。当院では、50代、60代の方が骨粗しょう症の治療で定期的に訪れる方が増えているのです。意識の高さの現れなのでしょう。目立った症状はなくとも、4ヶ月に1回を目処に病院を訪れ、検査、投薬、あるいは注射などの治療を受ける方が多く、良好な結果を得ることができています。骨粗しょう症は早い段階で兆候を捉え、対処すれば一生大過なく過ごせる疾患であり、皆さんの意識の高まりは、10年ほど前と大きく違うと感じています。
それから、薬物療法をはじめとする治療の進化も大きく違う点です。重症者への治療も進化しましたし、ライフスタイルに合わせたお薬の選択肢も豊富になってきました。例えば、認知症の方は定期的な服薬が難しい面があります。その場合、注射にいらしていただくといった、その方の状況を総合的に見て治療を工夫することが可能になってきたのです。その人にとって最も負担の少ない治療を選択しながら、今の状態を維持することが大切と考えています。
もう1つ。意外に思われるかもしれませんが、ご高齢の方が転んでしまう場所は段差のないところなんです。普段歩く際の足の上がる高さが段々と落ちていくことが、つまずく原因となっていると考えられています。
「ゆる体操」をご存知でしょうか。私自身、趣味のサーフィンで知り合った方に教わったものですが、運動科学研究所の高岡先生という方が考案した体操になります。一言で申しますと身体をゆるめることを主眼に置いた体操なのですが、この体操を継続することによって高齢者の方の足の上がりが数センチ高くなるという結果が出ています。現在は新型コロナウイルスの影響もあり、限定的となっていますが、当院でもこの「ゆる体操」を患者さんへの指導に取り入れています。常に患者さんにとって良いものを導入していきたいですね。

痛みや痺れをやわらげる「骨盤治療」とは

骨盤治療とは、手技を用いて関節の動きを正常に戻すことにより、痛みやしびれを緩和する治療法になります。実際の治療は“触っているだけ”という感覚に近く、痛みを伴うような種類のものではありません。今まで様々な治療を試したもののなかなか良くならないという方にこそお薦めしている治療法です。慢性疾患で5年、10年と長く患っている方を1回の施術ですべて痛みを改善するのはなかなかに難しい面はありますが、可能性がある治療であることに間違いはなく、実際、年々治療成績は向上しています。普通では治せない病に苦しむ方を少しでも多く助けてさしあげることが為せていければと考えています。更に詳しく知りたい方は当院のホームページを閲覧ください。

これから受診される患者さんへ

当院がございます「あざみ野メディカルプラザ」には当院(整形外科)の他にも、眼科、小児科、内科・消化器科、皮膚科・泌尿器科のクリニックがございます。こういった専門の先生方ともしっかり連携をとっていますので、専門外の症状などを発見した際にはスムーズにご紹介できるかと思います。また、当メディカルプラザにご来院の際には無料の巡回バスもご利用ください。月・火・水・金曜日に運行しております。
「つらいけど治らないものは仕方ない」とあきらめず、根気よく治療を続けていただければと思っております。今の治療に満足することなく、常により良い治療を求め、患者さんの助けとなるべく励んでまいりたいと考えております。また院内は、新型コロナウイルス対策のため、抗ウイルス・抗菌作用のあるシールドを各所に設け、手すりや取っ手など、手に触れるものはすべて滅菌・減菌処理をおこなっています。一般的な検温や換気も含め、感染対策には万全を期しておりますので、どうぞ安心して来院ください。


※上記記事は2020.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

甲斐 秀実 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:サーフィン、スポーツサイクル
  • 好きな作家:浅田次郎、村上春樹
  • 好きな映画:『レオン』『カリブの熱い夜』『ゴッドファーザー』
  • 好きな言葉・座右の銘:虚心坦懐
  • 好きな音楽・アーティスト:ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、イーグルス、山下達郎
  • 好きな場所・観光地:海/京都、軽井沢

グラフで見る『甲斐 秀実 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION