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田村 元 院長

GEN TAMURA

丁寧な治療を心がけて
患者様お一人お一人に寄り添ってまいります

東京慈恵会医科大学医学部卒業 医学博士。同大学附属病院勤務。常盤台病院勤務。1992年に『日吉心のクリニック』を開業。2000年、『心のクリニック武蔵小杉院』を開院。2012年に『心のクリニック新横浜院』を開院(JR横浜線/横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜駅」より徒歩1分)。

田村 元 院長

田村 元 院長

心のクリニック新横浜

横浜市港北区/新横浜/新横浜駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

患者さんを診るということに生きがいを感じて

田村 元 院長

父がそうでしたし、周囲も多くがそうでしたから、医学部に進むのは既定路線でした。ただ、それも入学するまでのこと。自分らしい道を模索した末に、当時一般にイメージされる“お医者さん”ではなく、精神科医の道に進むことになりました。
私が医学生だった昭和50年代半ばは、コンピューターが世に出回り始めた時代。コンピューターの持つ、なんでも出来うるという可能性を秘めていた事が大きな魅力でした。計算も、グラフィックスも、テキストも、あらゆることが可能に思えました。その万能性と将来性に魅力を感じて好きになったのですが、「脳」も同じなんですよね。文化芸術、思想、政治、経済、その他の科学などあらゆることを「脳」が可能にします。病気にしても、「脳」にアプローチすることによって全身の病気が改善することもあるのです。大好きなコンピューターと同じく、色々な事を実現出来るということに魅力を覚え、この道を選びました。ですから、当初は研究の道に没頭していました。それが「患者さんを診る」ということに想いが向いていったのは、実際に臨床を積み重ねていった先のことでした。患者さんを目の前にして、こうするべきか、ああするべきか、思考を巡らし、それを実行する。その結果、状態が改善することで多くの患者さんに喜んで頂きましたし、それが私の大きな満足となります。医師としての私は、これまで、このようにして患者さんと共に成長させて頂きました。

疲労の蓄積が目立つ昨今

田村 元 院長

統合失調症や躁うつ病といった疾患は社会の環境によらず、一定の割合で存在すると言われていますが、最近増えているのは病名のつかないお悩みです。特に、仕事や人間関係に疲れきって来院される方が目立ちます。徹夜が続いたという人もいれば、仕事から逃れられない、という方もいらっしゃいますし、要は様々な疲れが溜まりに溜まり、眠れなくなってクリニックを訪れるのです。ただ、それは治るんですね。ゆっくり休むことが出来れば、大方の人が回復していきます。そのためにいかにして仕事(会社)を休むかなどの方法もご一緒に考えます。心療内科通院が一般的になってきた今、周囲の人の“気づき”が重要と言われていますが、疲労の蓄積によるものは、遅くても間に合います。ただし、うつ病は別です。うつ病は、その判断自体が損なわれるわけですから、周囲の人の気づきが重要です。その区別は難しいのですが、表情から生き生きしたものが消えて見えたら要注意です。疲労によるものなのか、病気なのか。判断に迷われたらクリニックを受診ください。

人生、ためしにやってみる、ということが大切

田村 元 院長

初めに、住んでいる場所や仕事の種類など、答えやすいところからお聞きしていきます。まずはお互いに安心できる場を作るということですね。その後、患者さんの話を丁寧にお聞きし、続いて、こちらが聞きたいことを整理して詳しくお尋ねしていきます。そして最後に、症状の解釈と今後の方針、見通しをわかりやすく伝えていくのです。この段階では、深いところまで突っ込んだ話をすることはあまりありません。と言いますのも、治療に関しては多くの場合、段階を経て徐々に実感出来ることですから、言葉だけを並べても意味がないことがあるのです。電子機器のマニュアルもそうですよね。まず使ってみないことには、マニュアルを読んでも理解出来ないことも多い。脳の病気もそうで、段階を経て、その都度適切な説明を加えていくことになります。
私たちの日常生活にも言えることですけども、まず「やってみる」と「丁寧に」いうことが大切ではないでしょうか。常に、起きるかもしれないリスクを視野に入れつつ、まずはためしに、そして丁寧にやってみることで、物事は前に進んでいくのです。心療内科での治療についても同様です。

眼の前の患者さんが回復されることが何よりの楽しみ

心理的・社会的要因については、お薬だけで改善をはかることは出来ません。しかし、その要因に思考を向ける余裕を作るには、お薬が不可欠な事が多いと考えています。今は「出来るだけお薬を使わないように」というクリニックが増えています。それも1つの方針でしょう。ただ、良くなっていただくためには適切なお薬を適切な量だけ使うことが肝心なのです。それが結果として最少量・最短期間に結びつくと考えています。その分、例えば、就寝何分前に服用されたか、朝の状態はどうか、といったことを事細かにお聞きし、注意深く、細かく対応を変えていきます。私も若い頃はお薬の重要性を認識しきれず、結果、回復までに余分な時間がかかってしまったことがありました。試行錯誤しつつ、今のスタイルにたどり着いたわけですけども、大切なのは自らの主義や流行を追うことではなく、目の前の患者さんが回復することであり、そこだけは揺らいではいけないと思っています。

これから受診される患者さんへ

私のクリニックでは毎年約400人の新規の患者さんが受診されます。しかしながら全体の患者さんの数にはほとんど変化がありません。転居・転院などで中断される方も一定数おられると思いますが、多くは回復して通院を終了されるからと考えています。現在の苦境は逃れることができるのです。
あらゆることでご自分を大切になさってください。体調はもちろん、意思や気持ちを尊重し、自分に正直になってください。お医者さんを受診することも、もっと気軽に捉えていいと思います。『心のクリニック新横浜』では、丁寧な治療を心がけています。辛い時、苦しい時、どうぞお気軽に、そして“ためしに”、私たちにご相談ください。

田村 元 院長 MEMO

精神科専門医 /心療内科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味・特技:「電子機器・一般機械いじり・物づくり・創意工夫」
  • 好きな本:自然科学関連(物理学、生物学、動物行動学、精神医学・精神分析学)
  • 好きな映画:『避暑地の出来事』『さらば夏の日』『エデンの東』『慕情』『ローマの休日』
  • 好きな音楽やアーティスト:柳ジョージ、アリス
  • 好きな場所・観光地:キャンプ場/奈良
  • 好きな言葉・座右の銘:「一般相対性理論」 (E=MC²)統一場理論 構造主義

グラフで見る『田村 元 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION