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多羅尾 健太郎 院長

KENTARO TARAO

幅広く専門的な視点で。患者さん中心の医療で「元気に長生きしてほしい」

千葉大学医学部卒業。
千葉県循環器医療センターで循環器医師として勤務
麻酔科に転身し多くの手術を経験。
麻酔科と循環器科の経験を活かし2023年4月より「たらお内科」の診療を開始。
幅広く多角的な視点で診療にあたる。     

多羅尾 健太郎 院長

多羅尾 健太郎 院長

たらお内科・消化器科

横浜市旭区/二俣川/二俣川駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●消化器内科
  • ●ペインクリニック

医師になったきっかけ

多羅尾 健太郎 院長

父が医師でしたが、父から医師になることを勧められたことはありませんでした。しかし物心つくことには、自然と医師の道を目指していました。医師の勉強をしているうちに医師が自分のアイデンティティになっていったことを考えると、結局は医師以外の選択肢は無かったようにも思います。
麻酔科として仕事をしている期間には、多くの手術に立ち会いました。
他科の手術を麻酔科として見ることで、それぞれの診療科の先生方の真剣さに間近で触れ、学ぶことが多かったですね。

幅広い診療を行う

多羅尾 健太郎 院長

先代が消化器内科だったので、現在でも消化器内科の医師が常駐して診療を行っています。内視鏡は消化器内科で内視鏡の専門医でもある井出野先生先生が行っていますが、検査の際に麻酔科医としての視点でより安全な検査を提供することができるのが強みです。
また「ペインクリニック内科」として痛みに対する治療をしています。
麻酔科医師としての専門分野で、慢性的な痛みに対する適切な治療を専門に行う診療科です。神経痛、筋肉痛、頭痛など、さまざまな原因による痛みに対して内科的な診断をしつつ、ブロック注射もそうですが、生活習慣や運動など、総合的なアプローチを含めて治療を提供しています。患者さんそれぞれの痛みの原因は様々で、一人ひとりに合った診療を心がけています。

内視鏡検査にも麻酔科専門医の高度な麻酔技術を活かす

多羅尾 健太郎 院長

消化器内科の検査にも麻酔科の経験を活かせる場面があります。
たとえば、胃カメラなど内視鏡検査の時は鎮静剤を使うことがあります。
鎮静剤を使うことで検査の辛さを和らげ患者さんの負担は軽減されます。ただ「どの鎮静剤をどの程度使うのか」という適量が難しいのです。胃カメラの鎮静がより安全に、かつ、患者さんの負担は少なくなるように麻酔科医師としての経験を活かして安心して受けていただきたいと思っています。
また、近年進化しているAI診断も取り入れ、より正確な診断に役立てています。AIの良さは感情に左右されずに多くの情報から必要なデータを取り出せること。人的なエラーや見落としをできる限りなくすという取り組みの一つで、全ては患者さんの診療に還元されるべきという考えで導入しました。
AIと医師の視点を組み合わせて、総合的な診断を行うなど、常によりよい診断や治療を目指してアップデートを重ねていくことも、医療の提供者としての使命だと思っています。

患者さんへの思いはただひとつ「元気に長生きしてほしい」

患者さんが好きだという気持ちが根底にあるので、私に関わる方には元気でいてほしいです。先代から通ってくださっている患者さんとは20年ほどお付き合いになりますし距離も近いため「元気に長生きしてほしい」という思いが強くあります。当院の患者さんは高齢の方が多く、あらゆる角度からの支援が必要です。アプローチ次第では患者さんの命に関わってしまうので、患者さんの疾患はもちろん、食べているか、眠れているか、体調の変化などなど、絶対に見落としが無いようにという緊張感は常にあります。短い診療の中でいかに的確に判断してより良い状態を保つような支援ができるか、日々工夫の連続です。
また「元気に」という点も重要だと思っています。
患者さんの中には医療的な指導を実行するのが難しい方もおられて、体調を崩される方もいらっしゃいます。そのような場面でも、突き詰めると行動を変えられなかった医師の責任とも感じます。「言うことを聞いてもらえなかった」のではなく、結果としてきちんと医師とともに頑張ってくれることで患者さんが健康を維持するというところまでが医療だと意識を持って、毎日患者さんに接しています。

これから受診される患者さんへ

たらお内科は、相鉄線「二俣川駅」南口より徒歩約3分。循環器内科、消化器内科、ペインクリニック内科を中心に診療しています。循環器科、麻酔科の経験を持つ院長と消化器内科の専門医が、幅広く皆様の健康を支援します。医療の進歩はめざましく常にアップデートが必要ですので、より早く患者さんに提供できるように日々学び続けています。幅広い診療に対応していますので、どんな小さな変化でも「なにか変だな」と感じたときは、ご相談ください。
当院では多くの視点を持ってアプローチが可能ですので、違った診療方法を提案できるかも知れません。「こんなことで相談するなんて」と思わずに、気軽にお越しください。

※上記記事は2023年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

多羅尾 健太郎 院長 MEMO

消化器病専門医 /肝臓専門医 /消化器内視鏡専門医

多羅尾 健太郎 院長から聞いた
『狭心症』

「狭心症」の治療で生活面を整えて健康な体作りを

狭心症とは、心臓の冠動脈という太い血管が細くなり血液が流れなくなる疾患です。
胸の痛みや不快感で気づくことが多く、年齢を重ねるとともに発症する方も増えますが、若い方にも起こりうる症状です。なかでも、労作性狭心症というのは「運動すると胸が痛くなる」のが症状で、主な治療は「投薬、運動、食事」です。適切な運動や食事を整えることで高血圧などの改善も期待できるため、健康的な体作りにつながります。狭心症だからと後ろ向きにならず、生活面を改善する機会だと捉えて適切なコントロールをしていただきたいです。

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