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松岡 隆則 院長

TAKANORI MATSUOKA

頭痛やめまい、手足の痺れなどの症状に、丁寧に迅速に対応する脳神経外科の専門医

東海大学医学部卒業後、5年間の研修期間を経て、同大学病院脳神経外科に入局。大学病院だけでなく、三重県四日市市や横浜の病院へ出向し、医療現場での様々な臨床に触れ、診療経験を積む。1989年、中山駅近くに松岡クリニックを開院。

松岡 隆則 院長

松岡 隆則 院長

松岡クリニック

横浜市緑区/中山/中山駅

  • ●内科
  • ●脳神経外科

祖母の思いを受け止め、脳神経外科医となり開業して30年

松岡 隆則 院長

親戚に医師がいたこともあり、祖母が父や兄には医師になって欲しいという思いを持っていたことを小さい事から知っていました。幸いにも、小学生の頃から私は理系の勉強が好きだったので、中学生になってからは医師としての職業を意識し始め、医療の道を志しました。
東海大学医学部卒業後は、5年間の研修期間を経て、同大学病院脳神経外科に入局し、助手として様々な臨床に触れてきました。「脳が指令を出すことにより身体が動く」ということが、私にとっては体系的で非常に分かりやすく、強く惹かれました。大学病院だけでなく、三重県四日市市や横浜の病院へ出向し、医療現場での診療経験を積む中で、より患者さんの近くで自分らしい診療をしたいという思いが高まり開業を決意しました。1989年、中山駅近くに松岡クリニックを開院。住み慣れた横浜市内で物件を探したところ、ご縁あって、交通の便が良く利便性が高い中山駅近くで開院することができました。当院は、近隣の方々に支えられて、今年で開院から30年を迎えました。

頭痛やめまいなどの治療だけでなく、CTスキャンによる検査も

松岡 隆則 院長

当院では、内科、脳神経外科の症状に対応しています。特に脳神経外科を専門としておりますので、頭痛やめまいを訴える患者さんが多く、10~80代と幅広い年齢層の方にご利用いただいています。頭痛は、慢性的な方も多い疾患ですが、初発の方の受診も多く、原因は様々で、100人いれば100人原因が異なると言われています。その中でも、日々のストレスが原因となる頭痛が多く見られます。頭痛のメカニズムはまだ解明されていませんが、患者さんご自身が普段からできる予防策として、十分な水分補給をおすすめしています。血流低下が痛みを引き起こしますので、体内の水分が欠乏して血流が悪くなると、身体は「痛い」「重い」「違和感」などの危険信号を発します。痛みは一番顕著に表われる身体のサインです。頭痛を訴える患者さんにお伺いすると、十分な水分を摂取できていない方が80%と多く、一日最低2Lは水分補給をすることが大切です。その他の脳神経外科の症状に関しては、高性能CTスキャンを導入していますので、血液検査と合わせて実施をすることで、早期発見に繋げることができます。また、必要な方へは脳ドックをご案内しています。内科では、風邪や喘息、アレルギー症状、各種予防接種など、様々な症状に対応しています。健康診断や当院での検査で、コレステロールや中性脂肪の数字から、生活習慣病が見つかるケースもありますので、薬物療法だけでなく、食事療法による指導も積極的におこなっています。

原因不明の症状には、早めの受診で早期発見、早期治療を

松岡 隆則 院長

一般的には、どのような病気であっても早期発見、早期治療が一番大切なことです。自分では説明ができない、思い当たる原因のない症状が出た場合、意味もなく様子を見るのは致命的なことですので、症状が出てから3日以内に受診していただきたいと思います。例えば、朝から右手の痺れを感じた場合、少し様子を見ようと考える人が大半ですが、3日以内に受診をするかしないかでは後々の治療に大きく影響を与えます。特に頭の場合には、症状が出てから5時間が勝負で、5時間以内であれば詰まりかかった血管を排除できる可能性がありますし、顔面神経麻痺の場合には、48時間以内に適切な処置をおこなえば9割方治ると言われています。患者さんによくお伝えしていることですが、自分の身体を冷蔵庫だと考えていただきたいです。ご自宅の冷蔵庫の調子が悪く、冷えなくなってしまった場合、何日間様子を見るでしょうか。大抵の方は、冷蔵庫の中身が腐らないように何かしらの対応をすると思いますが、ご自身の身体だと不思議と様子を見てしまうケースの方が多いのです。例えば、朝不調を感じたら仕事に行く前に受診することを最優先にしていただき、結果何でもなかったら何でもなかったで気持ちの上で安心してその後の時間を過ごすことができますので、早めの受診をおすすめします。

曖昧で分かりづらい言葉は避け、正確なコミュニケーションを

患者さんとお話をする中で、「もう少し」「ほとんど」などの曖昧な言葉は使わないようにしています。「もう少し」とはどのくらいの時間を指すのかという検証では、「3分」と答える方もいれば「60分」と答える方もいる、というデータがあり、生まれ育った環境やお一人ひとりの感覚の違いに左右されるという結果が出ています。医師の「もう少し」によって、患者さんに誤解を与えたり、不快な気持ちにさせないためにも、的確にお伝えするように心がけています。これは、痛みなどの症状に関しても同じで、患者さんがどのくらい痛みや苦痛を感じているのか、お話だけでは私たち医師に伝わらないことも多くあります。例えば、悪い状態を0、良い状態を100とした場合、現在どのくらいの状態なのかお伺いすると、かなり良い状態だと捉えて80と答える方もいれば、まだまだ完全に良い状態とは言えずに80と答える方もいらっしゃいます。非常に細かいことではありますが、コミュニケーションを取る上でとても大切なことですので、患者さんがどう思っているのかを気遣いながら診療をするようにしています。

これから受診される患者さんへ

クリニックを受診するのは面倒だと感じる人も多いと思いますが、「かかりつけ医」を持つことは大切なことです。大きな問題がない限り受診しない人と、少しでも気になることがあればすぐに「かかりつけ医」に受診する人とでは、ある意味では、定期的にクリニックに通っている方のほうが健康的だと言えます。これは診療の際の会話の中で、ちょっとした内容から病気の発見に繋がったり、逆に病気を防ぐ正しい知識をお伝えすることができるからです。「かかりつけ医」がいないということは、小さな病気の芽を見逃している可能性も高く、専門に関わらず何でも相談していただきたいと思います。それが患者さんご本人の症状ではなく、家族や周りの人のことであっても相談できる「かかりつけ医」がいるということは大事なことです。もちろん、専門外であれば、おすすめできる先生を紹介することも可能です。これからも、患者さんが何でも聞いてみたいと思える関係性を築いていきたいと思っています。

※上記記事は2019年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

松岡 隆則 院長 MEMO

救急科専門医 /脳神経外科専門医

  • 出身地:静岡県
  • 趣味:車の運転
  • 好きな映画:SF系
  • 好きな言葉・座右の銘:一寸の光陰軽んずべからず
  • 好きな音楽:オールジャンル
  • 好きな場所:ディズニーリゾート

グラフで見る『松岡 隆則 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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