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川久保 格 院長

ITARU KAWAKUBO

糖尿病や高血圧、高脂血症、生活習慣病の悪化を予防し、患者さんの健康維持を目指す

順天堂大学医学部卒業後、大学院に進み医局へ入局。順天堂病院での臨床経験を経て、1954年、川久保診療所を開院(東急東横線反町駅より徒歩3分)。

川久保 格 院長

川久保 格 院長

川久保診療所

横浜市神奈川区/上反町/反町駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●糖尿病内科

周囲からの強いすすめもあり、医療の世界を目指す

川久保 格 院長

私は生まれが福島県だったこともあり、小さい頃から野口英世の話を良く聞かされていました。医師への憧れは持っていたのですが、最初は仕事として目指すつもりはありませんでした。しかし、周囲や学生時代の恩師からのすすめもあり、最終的に医学の道を目指すことにしたんです。周囲の人がすすめてくれたのは、叔父が東京で医師をしていたこともあったかもしれませんね。
順天堂大学医学部卒業後は、大学院に進み医局に入局。医学部付属病院に勤務し、時には関連病院に後輩の指導に行く事もありました。臨床経験を積んだ後、1954年(昭和29年)に川久保診療所を開院いたしました(東急東横線「反町駅」より徒歩3分)。神奈川区を開院の場所に選んだのは私の妻が横浜の出身であり、なじみがあったためです。横浜駅からトンネルのある歩道が整備されたことで、患者さんの利便性も更に良くなりました。

風邪から糖尿病、高脂血症まで内科全般の診療をおこなう

川久保 格 院長

大学卒業後、私が専門として学んだのは内科全般です。その経験を活かし、当院では風邪などの感染症から、循環系・消化器系・糖尿病・高脂血症まで内科全般の診療をおこなっています。患者さんは主に近隣にお住まいのご高齢の方が中心。比較的高血圧疾患や糖尿病疾患の患者さんが多いため、現在ではそうした生活習慣病の診療が多いですね。
治療は内服薬のほか、食事・運動療法が中心です。糖尿病の方には自己血糖測定指導やインスリン導入・治療もおこなっています。また、開業医の役割の一つが、受診した患者さんの症状に応じた医療機関を見極めること。いわば交通整理ですね。お体の状態や病気の状態に応じて、CTなどより高度な治療ができる医療機関へのご紹介もおこなっています。隣の診療所では次男が在宅マッサージサービスをしていますので、ホームページなどで身体ケアの一環としてご紹介しています。
患者さんの中には長く通われている方が多いですが、最近はご高齢になり通院できない患者さんも増えてきています。ずっと診ている患者さんの所には往診に行く事も増えましたね。

生活習慣病の悪化を防ぎたい

川久保 格 院長

昔から通ってくださる患者さんの中には、生活習慣病でお悩みの方も少なくありません。高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病はその呼び名からも分かるように、普段の生活が大きく影響します。現代は飽食の時代ですから、中性脂肪、コレステロール、尿酸などの値が高くなる傾向があり、そのまま放っておくと心筋梗塞などの心臓疾患や脳梗塞、脳出血など脳の病気に至る可能性もあります。当院では、院内でおこなった各種血液検査の結果は、すぐにお出しするようにしています。その場で数値を見て、まずは投薬による状況の改善をおこない、食事や運動など生活習慣の改善を提案していきます。
生活習慣病では、私たち医師の診断・治療も大切ですが、患者さん自身にも病気を治すように心がけていただくことも必要です。そのためにも欠かせないのが、患者さんへの教育です。病気のことを知り、日頃の生活で塩分量など食事や運動にも気をつけてもらうよう、診療の際にはパンフレットをお渡しして勉強していただいています。生活習慣病の投薬治療はいきなりやめてしまうと体にも負担がかります。通院が途切れてしまった方や、症状が気になる方には私のほうからお電話をすることもあるんですよ。生活習慣病の悪化を防ぐことに特に力を入れていきたいというのが今の目標です。体に障害などが起こらないよう、出来る限り改善の治療や指導していきたいですね。

正しい情報を伝え、納得してもらう説明を心がける

治療に用いる薬も日進月歩ですから、より効果の期待できる治療薬も導入しています。最初は新しい薬をおすすめしても、長年服用している薬は変えたくない…と慎重な方が多いです。薬が変わると悪くなったんじゃないか、同じ薬でいたいというのが患者さんの気持ちなんでしょうね。納得してもらうことは治療の継続には必要不可欠ですから、薬を変える目的や効果をしっかりとご説明し、納得してもらうようにしています。また、診療の際には便秘などお体全体の様子もお聞きするよう心がけています。
最近はテレビやインターネットで、一般の方でも医学に関する情報に接することができる時代です。しかし、中には正しくない情報や誇張されているもの、誤解されているものも少なくありません。例えば高血圧の方はグレープフルーツを食べない方がいい、という話をご存知の方は多いと思いますが、これは抗カルシウム剤の事であり、抗カルシウム剤であってもグレープフルーツを全く食べてはいけないという意味ではありません。血圧が低下し過ぎることを気をつけて生活すればいいので、服薬時間をずらすなど注意して過ごすことで大丈夫な場合もあるんです。医療と生活のことで分からないことがあればご相談いただきたいですね。可能な限りアドバイスを差し上げたいと思います。

これから受診される患者さんへ

生きて行く上で食べることは欠かせません。バランス良い食事を、食べ過ぎないことが大切です。併せて、適度な運動を睡眠も忘れずに守っていただきたいですね。もし健康診断で異常を指摘された場合には、特に自覚症状がなくてもできるだけ早めに診察を受けていただきたいと思います。
ただ、健康診断で再検査を指摘をされても、全てが深刻な病気につながると言うわけではありません。例えば検便で潜血反応が出て、陽性と判定されても、痔や血液をサラサラにするワーファリンが出血の原因になることもあるんです。血糖値も前の晩の食事の影響で、糖分の値に影響が出ることもあります。ですからご相談いただいた方には、必要に応じて再検査などもおこない、しっかりと診断いたします。健康診断の検査だけでは分からないことも多く、心臓など循環器の病気にはホルター心電図などを用いて詳細な検査もおこないますので、ご安心ください。
風邪や腹痛など症状がある場合はもちろんですが、なんとなく気分が優れない、体調がおかしいなど気になることがあれば、まずは気軽な相談先として当院に足をお運びください。

※上記記事は2019年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

川久保 格 院長 MEMO

  • 出身地:福島県
  • 趣味:小唄、旅行
  • 好きな本:歴史物(司馬遼太郎など)
  • 好きな映画:洋画
  • 好きな言葉・座右の銘:名医たらずとも良医たれ
  • 好きな音楽:シャンソン、ジャズ、流行歌(演歌など)
  • 好きな場所:箱根、国内外の観光地

グラフで見る『川久保 格 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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