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稲葉 岳也 院長

TAKEYA INABA

アレルギー治療とレーザー治療を2つの柱に。地域のかかりつけ医としての責任を担う

東京慈恵会医科大学卒業。同大付属病院、聖路加国際病院に勤務し、2004年に『いなばクリニック』を開設(横浜市営地下鉄「港南中央駅」より徒歩1分、京浜急行線・横浜市営地下鉄「上大岡駅」より徒歩8分)。

稲葉 岳也 院長

稲葉 岳也 院長

いなばクリニック

横浜市港南区/港南中央通/港南中央駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●皮膚科
  • ●美容皮膚科
  • ●美容外科
  • ●形成外科
  • ●アレルギー科
  • ●呼吸器内科

医療を通じて地域社会の発展に貢献していく

稲葉 岳也 院長

両親は違うのですが、従兄弟をはじめとして親族にドクターが多かったということと、中高と通っていた学校に医学部を目指す友達が多かったものですから、その影響を受けてこの道を目指すようになっていきました。それからまた、私は子供の頃、ずいぶんと病院に通っていたのです。結構なわんぱくで、しょっちゅう足をくじいたり、頭を切ったりして、その度に病院のお世話になっていたものですから、その影響もあったかと思いますね。
『いなばクリニック』は2004年に開院いたしました。元々地域再生や街興しなどに興味があり、クリニックを中心として街の発展を目指し、たまたま緑のあった、この地で自身のクリニックも入居したクリニックビルを開業することになりました。現在ではそのノウハウを生かし東京・神奈川を中心に複数の医療モールを中心とした街の開発事業に携わっております。年齢とともに、医師としての視力や手先の感覚は衰えていくことは避けられないでしょう。いずれ訪れるその時に、何を残せるかということをこの頃は考えるようになりました。後進を育てるという取り組みもその1つでしょうし、医療を中心とした街の活性化というのも、その1つの形だと思っています。

地域医療のゲートキーパーとして

稲葉 岳也 院長

当クリニックは、耳鼻咽喉科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科・形成外科・アレルギー科・呼吸器内科と、幅広い診療科目を掲げています。患者さんは季節によって変わるのですが、春の花粉症の季節には耳鼻科、夏は皮膚科、冬場には感染症が目立ってくるというところでしょう。
私どもは、地域のゲートキーパーでありたいと考えています。クリニックとしては当然限界はあるわけですけれど、こちらで診られるものはこちらで、分を越えるものについては、大学病院等、適切な場所へと紹介していくのが開業医の役割だと認識しています。
その判断については、これまで経験してきたことが少なからず役立っていることでしょう。私は大学を卒業後、耳鼻咽喉科に籍を置き、専門医を取得したのち、一般病院において皮膚科・呼吸器内科の研鑽を積んできました。耳鼻咽喉科における私の専門はアレルギーなのですが、喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎に代表されるアレルギー疾患は、実にその9割が重複していることが多いものなのです。これは仕方のないことなのですけれど、日本の医療は診療科ごとに縦割り化しているものですから、他科をまたがって診療がおこなわれることはほとんどありません。専門性のある疾患ではその体制が功を奏す一方、最初に患者さんを拝見する地域医療においては、広い視野で患者さんを診察し、必要に応じて振り分けていくことが大切になります。
今は細分化が進んでいますけれど、私の祖父の時代には、診療科にしばられることなく、すべてを診ることが一般的でした。細分化のメリットはもちろんございますが、包括して診ていくことのメリットも充分にあり、それはまた、この時代に必要なものと考えています。

レーザー治療をはじめとする美容医療にも力を

稲葉 岳也 院長

私はレーザー専門クリニックにおいても、多科に渡るレーザー治療を学び、大学院ではアンチエイジングとしての予防医学を研究してきました。
皮膚疾患が治った後、「シミやくすみが気になる」というご要望は思いの外多いものです。ただそこで問題となるのが、“美容医療”というものへの心理的なハードルです。普段、掛かっている病院であれば、そのハードルが低く感じられ、相談しやすいというメリットがあると考えています。
いつまでも美しくありたい、というのは、すべての女性に共通する思いではないでしょうか。また、キレイであることは、日々の生活の質を向上させてくれるきっかけにもなります。美容医療を通じ、皆様のクォリティ・ライフに少しでも貢献できるよう、私たちにできる最善の医療を提供したいと思っています。

患者さんの希望に添える医療を

ペイシェント・フレンドリー、つまり、患者さんに優しい、患者さんの都合の良い医療を心がけています。必ずしもすべての方にそう感じてもらえているとは限りませんが、患者さんの希望に沿うものを提供していきたいと思っています。
たとえば、疾患の段階によっては、手術が最も適当というケースもあるでしょう。しかし「手術はどうしても…」という方に対し、それを勧めるというのは、いかがなものでしょうか。状態を見極めるということは必要なことですけれど、こうしたケースでもできる限り患者さんの希望に添えるようにと考えています。
これは、患者さんのわがままを聞く、ということではありません。医学的見地に則り、患者さんが望む医療を提供していくということを心がけています。

これから受診される患者さんへ

物心両面において、バリアフリーでありたいと考えています。何かご心配なことがあれば、すぐさま相談していただける場所でありたいのです。実際に拝見させていただき、問題がなければそれに越したことはありません。何度でも、心配があればいらしていただき、何事も気軽に相談できる地域のかかりつけ医でありたいと思っています。

※上記記事は2019年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

稲葉 岳也 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ヨット
  • よく手にとる本:建築・都市開発に関する本
  • 好きな映画:007
  • 好きな言葉・座右の銘:「病気を診ずして病人を診よ」/「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」(BJ)
  • 好きなアーティスト:スティング
  • 好きな観光地:葉山

グラフで見る『稲葉 岳也 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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