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小形 章 院長

AKIRA OGATA

広く、深くをモットーに。すべての方にご満足いただける診療を目指して

浜松医科大学卒業。慶應義塾大学医学部助手(耳鼻咽喉科学)。相模原協同病院、横浜市立市民病院、済生会横浜市南部病院で部長職を務め、2017年7月に『おがだ耳鼻咽喉科』を開設(「榎戸バス停」下車すぐ)。

小形 章 院長

小形 章 院長

おがた耳鼻咽喉科

横浜市港南区/港南台/港南台駅

  • ●耳鼻咽喉科

間口広く、かつ、深さのある診療を目指して

小形 章 院長

『おがた耳鼻咽喉科』は2017年に開院いたしました。私はこれまで、間口の広さというものを意識して診療をしてまいりました。これまで地域の基幹病院を主な仕事場としてきましたが、そこでは、腫瘍は腫瘍だけ、耳は耳だけを診るというわけにもいかず、あらゆるものを診ることが要求されましたし、私もそれを好ましいものと思ってきたわけです。
世に、スーパースペシャリストと称される方々がおられます。それは素晴らしいことですけども、一方で、その方々でなければ治らないという病気は全体からみればごくごくわずかなのです。私とて、自分よりも明らかに力量が上の人がいれば、そしてそれが目の前の患者さんのお役に立つなら、紹介することにやぶさかではありません。ですが、縁あって私を訪ねてきてくれた人に、「どこそこに行ってください」というのも潔しとはしない。だからこそ、できる限りのことを目の前の方にしてあげたいと思うのです。
私自身は患者としては、要求の高い方です。その私を満足させるほどのことを皆さんにしてあげたいと思っています。そうこうしておりますと、自然、自分で自分の首を絞めているようなものなのですが(笑)。

私にできることのすべてを患者さんに

小形 章 院長

病気が治ることを喜んでもらうのとは、いささか違う気もいたしますが、常々、「ここにきてよかった」と思ってもらえることを目指しています。そのためには、1つひとつの治療はもちろんですけども、患者さんが望み、私にできることはすべて提供したいと考えています。
説明1つとってみてもそうです。要点を1つ2つに絞って簡潔に伝えるやり方もあるでしょう。しかし、時としてそれは、患者さんの意見を遮るためだけのものになりかねません。しっかり理解いただくには、相応の時間をかけて丁寧に説明をおこなっていく必要があると考えています。これは私の気質でもあるのでしょうが、満足してお帰りいただくには、時間をかけるということを厭ってはいけないと考えています。

医師を含めたチーム医療の重要性

小形 章 院長

開院して丸々2年が経つ計算になりますが、当初から働いてくれているスタッフが一生懸命にやってくれていますので、今では1つのチームになっているのではないかと感じています。彼女たちには、処置はもちろんですけども、私が患者さんに話して足りない点を再度説明してくれるように頼んでいます。人間のやることですし、どうしても足りない点が出てくることはあるものですから、それをみんなで補ってもらっているということですね。
私1人でできることは限られています。その意味においてスタッフには大変感謝していますし、みんながいてこそ、満足度の高い診療ができているのではないかと思っています。

ただただ自由を得たいと思い、選んだ道から

私は中学生の時に半年間入院したことがあります。医師の道を志したのは、その時の経験も多少は関係しているかと思いますが、正直なことを申しますと、最も自由を得られる仕事ではないかという期待が大きかったからなのです。
私は頭でっかちな高校生でした(笑)。理想に燃え、自分の正義を貫きたいなどと周囲に口にしていたんですね。もちろん周りからは、「社会に出たらそんなものじゃないんだ」と言われます。それが悔しいこともあり、自分の良心に忠実に従える仕事は何かと考え、当時の私の脳裏に浮かんだのが、医者と弁護士でした。
今思えば、本人次第で職種は関係ないとも思えますが、おかげさまで、開業してからのこの2年は、私にとってとても充実したものになっています。よく、病院で手術等に勤しんでおられた方は、開業医となると物足りなさを感じるということを聞くことがあります。しかし私は、病院でも広く深く診ることが仕事でしたから、その面での違和感を感じることもないのです。そもそも、病気を治すのに重いも軽いもありません。患者さんから「ありがとう」と言っていただけると、それだけで報われた気がしますね。

これから受診される患者さんへ

パターナリズムという言葉をしばしば耳にするようになりました。医療においてこれは、医師が主導権を取り、患者さんを導いていくというものになってくるでしょう。確かに、医療知識は医師の方が持っていますが、それをそのまま”上下の関係”に当てはめてしまうと、患者さんご自身の「治したい」という気持ちを奪ってしまうことになりかねません。我々ができることは、治したいという患者さんの気持ちを支え、お手伝いすることなのです。何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。そのすべてをここで解決できるとはとても言えませんが、悩みが解消できるよう、全力でサポートさせていただきます。

※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小形 章 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:音楽鑑賞
  • 好きな本:『ホテル・ニューハンプシャー』(ジョン・アーヴィング)
  • 好きな映画:『グッドナイト&グッドラック』『オーシャンズ11』ジョージ・クルーニー出演監督作品
  • 好きな言葉:「誠実」
  • 好きな音楽:クラシック、ジャズ
  • 好きな場所・観光地:横浜、石垣島、北海道、イタリア

グラフで見る『小形 章 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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