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中村 蓉子 院長

YOKO NAKAMURA

あなたの生活の一部となり、心身共に健やかに過ごしていけるお手伝いを

東京医科歯科大学医学部医学科卒業。同大学医歯学総合研究科博士過程(神経病理学分野)卒業。横浜市立みなと赤十字病院勤務を経て、2019年10月に『ソージュ山下町内科クリニック』を開設(みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩3分、JR根岸線「石川町駅」より徒歩10分)。

中村 蓉子 院長

中村 蓉子 院長

ソージュ山下町内科クリニック

横浜市中区/山下町/元町・中華街駅

  • ●内科
  • ●脳神経内科
  • ●健診・検診

病気になる前に、早期の段階でケアや介入が出来るよう日々の生活の中でホームドクターとして相談できるクリニックを目指して

中村 蓉子 院長

幼少期から、祖父がパーキンソン病という疾患を患い、徐々に身体の動きが不自由になっていく姿をみていました。同時に祖父を支える家族のサポートやその大変さを知る中で「お医者さんになりたい」と思ってきたんですね。神経内科を選んだのも、祖父のことが大きく影響したように思います。

大病院勤務医時代に、いざ病気になってしまうと、治る人は少ないという現実を見てきました。神経変性疾患に関しては特にそうですが、しかし、脳梗塞等については、防げる可能性があるとも感じていました。それは大きな病院にいてはなかなかできることではありません。これまでの経験を生かし、健康なうちから、自身の身体に関心をもつ大切さを伝え、健やかな状態の状態を維持していくお手伝いをしていきたいと思い、この度2019年10月「ソージュ山下町内科クリニック」を開院する運びとなりました。

健康意識の向上をはかるための発信や役割も果たしていきたい

中村 蓉子 院長

専門である神経内科に加え、一般内科もしっかり診療していきたいと考えています。風邪が最も多くなると思われますが、高血圧等、慢性疾患にも注意を配っていきたいですね。冒頭で脳梗塞のお話をしましたけれど、生活習慣病はその大きな要因となります。しかし困ったことに、高血圧や脂質異常症は自覚症状がまったくないものですから、患者さんの注意はおろそかになりがちです。そのため、当クリニックではブログ等による情報発信に努めるとともに、ちょっとした身体の症状や気になる体調の変化などを気軽に相談していただきたいという意味で敷居の低いクリニックにしていくことが大切と考えています。そういう面から院内は、カフェに行くような気軽さやリラックス出来る空間を大切にし、内装にこだわりました。少しでも落ち着いて、心地良いと感じられる雰囲気づくりにも配慮していきたいと考えています。

患者さんひとりひとりの症状や治療に対して、寄り添う診療を

中村 蓉子 院長

今の状態と、今後の予測について、わかる範囲で出来るだけ詳細にお伝えしたいと考えています。結論だけをお伝えするのではなく、私が何を診てその治療をお勧めするかという過程をお伝えすることも大切だと考えているためです。例えば、抗生物質です。昨今は少なくなりましたけれど、それでも「すぐに楽になりたい」と抗生物質を望まれる方はいらっしゃいます。その際、ウイルス感染であれば不要になるのですが、その詳細をしっかりお伝えした上で、必要のない薬は処方はせず結果的には、患者さん自身の身体に負担をかけずに済みます。長期的な視点においても「患者さんの身体を大切にする」という事につながる訳です。もちろん。抗生物質を使わなければいけない場合はありますが、患者さんに応じた適切な説明や治療を行い納得していただけるような診療を心がけていきたいと思っています。

鍼灸師・マッサージ師との連携

クリニックには、鍼灸・指圧マッサージをおこなうブースが併設してあります。私は、その患者さんが実感として得られる効果こそを重視すべきと思うのです。仮に熱を下げたい、ということであれば、これは西洋医学の方が得手とするものでしょう。しかし、不定愁訴や長患いのものについては、漢方や鍼灸・指圧マッサージの方がむしろ効果を得やすい面があります。
大事なのは、使い分けだと思うのです。西洋医学と東洋医学で、どちらが上、という意識は意味がないものと考えています。どちらかを強いるのではなく、患者さんに選択肢として提示出来るものが多くあればあるほど患者さんが健やかな状態となるならば良いと考えています。

これから受診される患者さんへ

階段でつまづくようになった。ボタンを止める動作がしづらくなった。神経変性疾患を患われた方の多くが、「そう言えば、あの時」と思いあたることがあります。神経難病と言われるものは、早く診断がついたからといって残念ながら病気にならずに済むわけではありません。しかし、早期に必要なサポートを受けることで、ご本人や周囲の方の受け止め方は違ってくると思いますし、その後の幸福度を考えても大きな差異が生じると私は考えています。ですから、何か気になること、今までと違うと感じることがあったら、気軽に相談していただきたいのです。
今は、“お医者様”という時代ではありません。医学を修めたものとして皆さんが少しでも健康な生活を送れるようお手伝いが出来ればと思っていますので、繰り返しになりますが、是非、今を生きるみなさんにとって生活の一部として何かあればご相談いただけたらと思っています。

※上記記事は2019年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中村 蓉子 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:旅行「世界遺産めぐり」
  • 好きな本:ノンフィクション
  • 好きな映画:『ショーシャンクの空に』
  • 座右の銘:「納得して動く」
  • 好きな音楽:洋楽ポップス
  • 好きな観光地:アンコール・ワット、マチュ・ピチュ、ポーランド

グラフで見る『中村 蓉子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION