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河野 真二 院長

SHINJI KAWANO

地域のかかりつけ医として、みなさまに本当に必要な医療を提供するための橋渡しを

東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。初期研修を経て、千葉県立救急医療センター救急集中治療科に勤務。東京慈恵会医科大学付属病院感染制御部に在籍(同大学付属病院集中治療部にも勤務)。都内クリニック院長職を経て、2020年12月に『横浜かんだいじファミリークリニック』を開院(横浜市営バス50系統グリーンヒル「三ッ沢バス停」下車徒歩5分)。

河野 真二 院長

河野 真二 院長

横浜かんだいじファミリークリニック

横浜市神奈川区/神大寺/三ツ沢上町駅

  • ●内科
  • ●感染症内科
  • ●呼吸器内科
  • ●循環器内科
  • ●消化器内科
  • ●アレルギー科
  • ●小児科
  • ●健診・検診

困っている人の役に立つための医療を模索し続けて

河野 真二 院長

お医者さんに憧れは持っていましたけれど、初めは一般大学の理工学部に進みました。そこでロボット制御を学んでいたのです。その分野にも興味は持っていましたが、卒業する頃になっても「本当にやりたいことって違うかな……」という気持ちを拭えないでいました。正直なところ、勉学中心の大学生活とは程遠く、アルバイトと部活の毎日でした。4年間飲食のアルバイトをしていて、お店のコックさんにずっとついていました。「手に職って素敵だな」と感じるようになっていきました。手に職を持っている人って、自分を作り上げていく感じがありますよね。自分に出来る手に職ってなんだろう。あらためて考えてみたとき、浮かんだのが憧れだったお医者さんという職業だったのです。

東京慈恵会医科大学を卒業したのち、千葉県立救急医療センター救急集中治療科に勤務しました。人をトータルで診るには、軽症の方だけを診ていると、重症化してしまうタイミングを見逃してしまうと考え、初期研修後の早い段階からICUでの仕事を選びました。
一方で、救急医は幅広く、いろいろな疾患を診る科です。ただ私は、何かの専門性を持つことが理想と考え、母校へと戻り感染症を専門に学ぶことになりました。感染症を選んだのは、誰もが罹るものだから。その後は往診・訪問診療を含め、本当に困っている人の役に立つことを念頭に様々な医療機関で修養を積み、2020年12月に『横浜かんだいじファミリークリニック』を開院いたしました。横浜は大学時代を過ごした街です。いつかこの地で仕事をしたいと思っていたこともあり、自然とこの地を選ぶことが出来ました。地域にお住まいの皆さんに喜んでいただける医療を提供すべく、これからも精進を積んでまいります。

専門医として感染症対策に万全を期す

河野 真二 院長

クリニックでは通常の外来と、発熱・感染症外来受診エリアを明確に分けています。受付からお会計まですべてを発熱・感染症外来エリアで済ませられるようになっており、病院と同じような陰圧対応が可能となっています。発熱・感染症外来エリアの空気が外に漏れにくくなっており、加えて診察室ごとに圧を変えていて、検査室の空気が外部に流れることもない造りとなっています。感染症の専門医としての観点でリスクを可能な限り抑えた範囲内でのみ私も診察をおこなっていますし、一般の外来を訪れる方は、まったく別のエリアでの診療となり、安心して受診いただけるのではないでしょうか。
現在、感染の恐怖から医療機関の受診を控える方が増えています。そうした方々のために専門医として何か出来ることはないかと考え、万全の体制をとっています。

ファーストタッチの医療を重視

河野 真二 院長

「この症状は、何科に行けばいいのだろう?」。思い悩んでいる方は多いのではないでしょうか。当クリニックではファーストタッチの医療を重視しています。こちらにまずいらしていただき、私で診れるものであれば責任を持って治療をさせていただく。その症状が皮膚科であったり整形外科であったり、各科の専門的な治療が必要と判断すれば、信頼出来る医療機関へと紹介していく。昔の町医者さんと言いましょうか、ファーストタッチを担う医師として医療の窓口としての機能を果たせていければと思っています。
その役割を担うべく、検査設備等については病院と同レベルのものを導入しています。例えばエコーですが、こちらについては専門の臨床検査技師が担当します。頸部のエコーもお腹も、心臓も下肢の静脈瘤も分野を問わずすべてを診れますので、効率と質に優れた検査が期待出来ます。
また今後については、骨粗しょう症の予防に力を入れていきたいと考えています。超高齢化社会が現実となり、いかに骨折などせずに老後を過ごすかが重要で、そのためには骨粗しょう症の予防がキーとなってきます。今後10年、20年と地域のかかりつけ医として皆様をフォローしていけるよう、力を入れていきたいですね。

この地で開業を決めた際、骨粗しょう症を含め、疾患に関する知識を深め、健康を管理出来る学びの場所を作りたいと考えていました。ところが、新型コロナウイルスの流行によって一箇所に集まることが難しくなったこともあり、感染症の専門医として出来ることを優先した形となったのです。いずれ、この危機を克服出来る時期が来ることでしょう。その時には、当初考えていた地域にお住まいの方々がいつまでも健康に過ごせる医療を提供すべく、今から準備を整えていきたいと考えています。

「来て良かった」と思っていただけるように

何をお聞きになりたいのか、何を望まれているかをお察し出来るようにと思っています。口に出して希望される方もいらっしゃれば、言いたいことを言えないという方もおられます。診察に必要な情報を得るためにも、思っていることを口に出していただきやすい雰囲気づくりを大事にしていきたいですね。
病院勤務と並行して長らく訪問診療に携わってまいりましたが、そこで気づいたことがありました。ご高齢の方の中には、ヘルパーさんや看護師、医師など、1週間のうちに会って話をする人は限られています。そういう方々にとっては、会話をするだけでもとても大事なイベントになっています。つまり、その方にとって、我々がそちらに行くだけで意味があるケースがあるわけです。また、病院へ足を運ぶことで、足腰の強化や認知予防につながる意味合いもあるでしょう。お会いすることが治療の一環になっている面もあり、そのような貴重な機会が意味のあるものとなるよう心がけていきたいものです。

これから受診される患者さんへ

あなたのすべてを拝見させていただきたいと思っています。より専門的な治療が必要な方の橋渡しを含め、責任を持って診させていただきますので、心配なことがありましたら何なりとご相談ください。地域のかかりつけ医として、皆様に本当に必要な医療を提供してまいります。

※上記記事は2020年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

河野 真二 院長 MEMO

感染症専門医

  • 出身地:千葉県
  • 趣味:旅行、釣り、映画鑑賞、ものづくり
  • 好きな作家:コナン・ドイル
  • 好きな映画:『レオン』『ショーシャンクの空に』
  • 座右の銘:「失敗なくば成功はない」
  • 好きな音楽・アーティスト:クラシック/Mr.Children、小田和正、サザンオールスターズ
  • 好きな場所:温泉

グラフで見る『河野 真二 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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