三井田 勝也 院長への独自インタビュー

歯科全般幅広く研鑽を積み、留学や学会発表も経験

父が歯科医師という環境ではあったものの、私自身は自分の治療体験をきっかけに歯科医師の仕事を意識するようになりました。子どもの頃にむし歯の治療で歯医者さんに通うとたちまち痛みが取れて、純粋に「すごい！」と感動したことを覚えています（笑）。そうした経験があったからこそ、高校時代に進路を決めるときにも歯科医師が頭に浮かんだのだと思います。
鶴見大学歯学部を卒業した後は横浜市にある歯科医院に勤務し、15年にわたって経験を積みました。こちらの歯科医院には老若男女を問わず幅広い年齢層の患者さんがお越しになっていて、ご相談いただく内容もさまざまでした。お口全体をみる「一口腔単位」の治療をベースに一人ひとり異なるニーズに対応するうち、私自身もスキルアップすることができました。また勤務医時代には米・ミシガン大学への研修など、貴重な経験をさせていただくことができました。一つの治療に対して複数の選択肢をご提案できること、歯科治療に関していろいろな引き出しを持っていることは、歯科医師として大きな強みになっていると思います。

愛着のある地域に根ざして患者さん目線の診療を続ける

祖父母の代からここで暮らし、子どものころは商店街で鬼ごっこをしていた（笑）……そんな愛着ある街に『石川町歯科クリニック』を開いたのは2010年でした。それからもう10年以上、お世話になった地域への恩返しの意味も込めてみなさまのお口の健康を支えてきました。来院される患者さんはお子さんからシニア層まで幅広いですが、そのうちの半数はメンテナンス目的で通院されている方になるでしょうか。歯の痛みやお口の中に違和感があったりすると、日常生活に支障が出るものです。また歯の痛みを放っておいて症状が進行してしまうと、治療時に大変な思いをなさってトラウマになりかねません。そうした事態を避けるためにも2～3ヶ月から長くても半年に1度、定期的に歯科医院に足を運んでお口のクリーニングを心がけていただければと思います。
患者さんの中には毎月きちんとお見えになる予防意識の高い方がいらっしゃるほか、口コミやご紹介といった形でお越しになる方も少なくありません。「自分の大切な人に何かをすすめる」といった行動を取るのは少々ハードルが高いことですが、ママさんからパパさんへ、親世代から祖父母世代へといった感じにお付き合いが広がり、家族ぐるみで通ってくださるケースも多くなりました。開業からこれまで、一人ひとりの患者さんと丁寧に向き合いながら診療してきたことに評価をいただけているのだとしたら、とても嬉しく思います。

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