平田 利一 院長への独自インタビュー

歯科医師家系の4代目として、地域に根ざした診療を続ける

曽祖父の代から数えますと、私は4代目ということになります。さすがに、曽祖父のことについては良く分かりませんけれど、口腔外科を専門に大学教授を務めた祖父、勤務医だった父、開業医だった母など。親類は何かしら「白衣」を着るような仕事をしていましたので、私が同じ道に進んだのも自然なことだったように思います。
大学卒業後、勤務医として経験を重ね、『平田歯科医院』を開設したのは1993年でした。その後、26年の間には、病気のために診療から離れた時期もありましたけれど。当院に信頼を寄せてくださる患者さん、そしてスタッフたちに支えられながら、こうして診療を続けて来ることができました。

お口の中の良い状態を保つため、予防歯科に力を注ぐ

私は、「この治療が得意です」と言える分野がない代わりに、自分が積み重ねてきた経験をいかして、お1人お1人にベストを尽くしたいと思っています。と言いましても、どれだけ良い治療をしても、ご自分の歯にかなうものはありません。本当は、治療をしないのが一番なんですね。
虫歯や歯周病にならないよう、当院では「予防」に力を入れていて、メインテナンスの時期に合わせて、患者さんにハガキをお送りするようにしています。酷くなってから治療をするのではどうしても限界がありますが、お口の中を継続して管理することで、よい状態を保てるものです。実際に、20年以上お付き合いが続く患者さんのお口の中は、最初に見せていただいたときの状態とほとんど変わりませんから、予防に対する取り組みが立証されたように感じています。

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