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中原 維浩 院長

MASAHIRO NAKAHARA

「治療」「予防」「セルフケア」の3本を軸に。来院された全ての方を“とりこ”にする医療サービスを提供

東京歯科大学卒業。同大学千葉病院総合診療科で研修修了後、ニューヨーク大学に留学。2016年に『医療法人社団栄昂会 細田歯科医院』を継承。2018年に『戸塚駅前トリコ歯科』院長に就任(JR・横浜市営地下鉄「戸塚駅」西口より徒歩3分)。

中原 維浩 院長

中原 維浩 院長

戸塚駅前トリコ歯科医院

横浜市戸塚区/戸塚町/戸塚駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

1人の先生との出会いが、今の私を導いてくれた

中原 維浩 院長

もともと私は、高校を卒業後、予備校の講師をしていました。ところが、二十歳の時に歯科医師だった父が倒れてしまい、医院を継ぐ人間がいなくなってしまったことで、必要に迫られて歯科大学に進むことになってしまったのです。
ですから、正直なところ、当初はこの世界にまったく興味を持てないでいました。そんな折、ある先生との出会いによって意識が変わったのです。筒井照子先生とおっしゃるのですが、先生が話す歯科の世界は、それまで学んできた歯科の世界とは根本からして違いました。一般に歯科の先生はお口だけを見て話されるのですけれど、先生はあくまで「全身の中のお口」という考えをお持ちでした。それまでもお口と全身が関係することはおぼろげながら認識されていましたが、先生はそれを細分化し、明確にリンクしていることを体系づけられていました。私がこの仕事に没頭するようになったのはそれからのことで、以後、自分なりに努力を重ね、今日に至るということになります。

お子さんの健やかな成長に貢献していきたい

中原 維浩 院長

『戸塚駅前トリコ歯科』は、2018年に横浜市の子育て支援施設として開院いたしました。
そのコンセプトに則り、子ども達に歯科医院に慣れてもらうことが主眼としてあります。その一環として、キッズスペースにはお子さんが自由に触れることができる“診療台”を設置。おままごとをするような感覚で、この診療台で遊びながら歯医者さんへの恐怖心を取り除いてもらえればと思っています。
また、今後はVRを活用した取り組みも実施する予定です。病院へ足を踏み入れるのも難しいというお子さんも中にはいらっしゃいます。VRで待合室を疑似体験してもらい、治療の進め方も事前に学習していただくことで、そうしたお子さんの恐怖心も取り除くことができればと考えています。
治療自体はもちろんですが、治療に入る前の段階に配慮しているのが当クリニックの特徴と申してよろしいでしょう。お子さんの成長に合わせ、無理なく治療を進めていきますので、どうぞ安心してお任せいただければと思います。

噛み合わせが全身にもたらす影響に着目した治療

中原 維浩 院長

クリニックではお子さんの治療とともに、先に申し上げました筒井先生の薫陶もあり、全身と噛み合わせとの関係に着目した治療を展開しています。
歯周病が心筋梗塞や脳梗塞等、全身の様々な病気に影響していることは多くの方に認識されてきました。その一方、噛み合わせが全身の様々な症状に影響をもたらすことについてはまだまだ周知が足りていないのが現実です。例えば、肩こりや頭痛・腰痛の原因の1つとして噛み合わせの不具合があることが明らかになってきておりますし、認知症や糖尿病のリスクとなることも近年の研究によって徐々に明らかになってきています。一般には医科と歯科の間には明確な垣根がありますけれど、当クリニックでは医科と歯科が密接に連携を取り合い、多角的な視点から治療を進めてまいります。

噛み合わせに着目しますと、「口腔機能低下症」という疾患に今、注目が集まり始めています。見た目はきれいでも、「噛む」「飲み込む」というお口の機能が低下してしまっているのが口腔機能低下症の症状です。この疾患は、ご高齢の方だけではなく、お子さんにも起きていることであり、社会問題になりつつあります。私たちは専門的な見地に則り、しっかり使えるお口を提供してまいります。

セルフケアの重要性を発信していく

口腔機能低下症はその最たる例ということになりますけれども、私たちは患者さんに病気について気づかせてあげることはできますし、その診断も可能ですが、実際に治していただくのは、患者さん自身の普段の行動にかかってきます。医院名にあるトリコロールには、「予防」「治療」「セルフケア」の3本の柱を意味を託しました。中でも、セルフケアを真ん中に配置したのは、その重要性を大事に考えてのことです。
ご自身の健康の大切さに気づいていただくためのきっかけとして、入り口には様々なセルフケアグッズが並べてあります。日本において、歯科医院を定期的に利用されている人は5人に1人もいないと言われています。それだけ歯科医院は縁遠い存在というわけですが、その状況でも毎日の歯磨きはどなたも欠かすことがない習慣でしょう。縁遠い歯科にあって、比較的縁の近いセルフケアグッズを手にとっていただき、歯科医院を身近に感じていただければと思います。
歯の形や歯並び、あるいはお口の状況により適切なセルフケアグッズは異なります。クリニックでは様々なチェックをおこない、あなたに合ったセルフケアの方法をアドバイスさせていただいています。

これから受診される患者さんへ

『戸塚駅前トリコ歯科』では、歯科ドックと共に口腔がん検診を推奨しています。口腔がんは早期に発見できさえすれば大ごとにならずに事が済むのですけれど、発見が遅れてしまうと、舌を切り取らなければならなくなったり、顎を切除するような事態にもなりかねません。他のがんと比べても著しくQOLを損なうのが口腔がんであり、そのようなことにならぬよう、普段からの検診を心がけていただければと思います。
医科のそれに比べ、歯科では長らく検査というものが軽んじられてきた傾向があります。レントゲンだけが検査であるように捉えられがちですが、現在では他にも様々な検査が可能となってきました。その1つが、当クリニックでも実施している噛み合わせの動的検査です。これはiPadで噛み合わせの状態をリアルタイムで観察できるもので、歯が機能的な状態にあるかどうかを明確に評価できるものになっています。
先ほど申し上げた口腔機能低下症はもちろんですが、お口のことで何かお悩みの方は、一連の最新の検査をぜひ体験してみていただければと思います。

※上記記事は2019年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中原 維浩 院長 MEMO

  • 出身地:北海道
  • 趣味:バスケットボール
  • 好きな本・作家:マーケティングに関する本/永井考尚
  • 好きな言葉・座右の銘:ご縁
  • 好きな音楽:ジャズ
  • 好きな場所:横浜

グラフで見る『中原 維浩 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION