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佐々木 光司 院長

KOJI SASAKI

30年を越える開業歴、6000症例以上の臨床経験。患者さんを笑顔に導く矯正歯科医

鶴見大学歯学部卒業。大学病院勤務の後、1987年に『ささき矯正歯科クリニック』を開業(JR東海道線・横須賀線・湘南新宿ライン/横浜市営地下鉄「戸塚駅」東口より徒歩3分)。日本矯正歯科学会委員・認定医。東京矯正歯科学会副会長。戸塚区歯科医師会副会長。鶴見大学歯学部歯科矯正学講座同門会会長。

佐々木 光司 院長

佐々木 光司 院長

ささき矯正歯科クリニック

横浜市戸塚区/上倉田町/戸塚駅

  • ●矯正歯科

患者さんの笑顔を見られることを自身の喜びとして

佐々木 光司 院長

患者さんは小学生のお子さんや中高生で20代から30代の方が中心です。それに加え、昨今は50代、60代の中高年の方が男女問わず増えてまいりました。
少し前まで「矯正歯科は歯並びをきれいにするところ」という認識が強かったかもしれませんが、それも最近は変わってきたように思います。もちろん、審美的なニーズで相談に見える方もいらっしゃいますけれど、噛み合わせなどの機能面を気にされて相談に見える方も増えてまいりました。
歯並びが整うにつれ、患者さんの表情はどんどん明るく豊かになっていきます。みなさんの笑顔を見られるのは、今も昔も変わらない無上の喜びです。

矯正治療本来の意義

佐々木 光司 院長

噛み合わせに不具合があると、様々な問題が生じます。例えば、全体的にデコボコした歯並びの方がおられますよね。そうした状態では、歯みがきも十分におこなえず、歯周病や虫歯のリスクが高まってしまいます。また噛み合わせに問題のある方は、咀嚼の効率が悪く、食物をしっかり噛み砕くことができません。そうなれば自然とお口以下の消化器に負担がかかり、結果として全身の健康状態に悪影響が及ぶ可能性があるのです。
実は私が矯正歯科医の道を選んだのも、噛み合わせの悪さに長く悩んでいたことがきっかけの1つでした。見た目がきれいになるのはもちろんですけれど、歯を長持ちさせたり、よく噛めるようになるという、矯正治療の本来の意義をより多くの人に知っていただきたいですね。

患者さんのお気持ちに寄り添い、できる限り負担の少ない治療を実現

佐々木 光司 院長

治療には相応の時間がかかりますし、そもそも求めるものや不安は1人ひとり異なります。ですから、ここでは常に対話を重視し、患者さん本位の治療を心がけています。
矯正治療のための装置をお口に入れた際、稀にですが、違和感がなかなか解消しないことがあります。それが患者さんのストレスとなっていると判断した場合には、機能的に適合した装置であっても躊躇することなく入れ替えていきます。「そのうち慣れるから、我慢しなさい」などということがあってはならないのです。
「最新の治療」が、すべての方にとって必ずしも「最適な治療」とはならないことがあります。例えば、お子さんで乳歯の時期に、歯茎を広げて永久歯の生えてくるスペースを確保するという治療方法があります。言ってみれば予防的な措置ということになりますが、これも生え替わりの過程で成長によって自然に問題が解消してしまうことがあり、その場合は過剰治療という指摘を受けることもあるでしょう。
先にも申し上げた通り、患者さんは1人ひとり違うわけですから、よくよく話し合い、あらゆる面において負担が少なくなるよう我々は心がけなければならないのです。

美しいお口元と良い噛み合わせを維持するために

本格的な治療が終了し、望んだ位置に歯が移動したとしても、それで治療がすべて終わり、ということにはなりません。それは、1度動かされた歯や顎は、“後戻り”をする傾向があるからなのです。木を植えた後、根が完全に根付くまで見守らなければならないように、動かされた歯が新しい場所に落ち着くまで見守っていく必要があるのです。
“後戻り”が起こる別の要素として、「習癖(しゅうへき)」というものがあります。習癖とは、つまりは癖のこと。代表的な習癖として、「舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)」というものがあります。これは物を飲み込む際に舌で歯を押してしまう癖のことで、これが元で開咬(かいこう)やすきっ歯、出っ歯になってしまうことがあり、矯正終了後もこの癖が残っていると、引っこめた歯が数年経つとまた前に出てくるリスクが残ることになります。それを防ぐべく、当院では歯科衛生士が中心となり、習癖を完全に治すためのトレーニングを治療と並行しておこなっています。
理想的な噛み合わせやお口元を構築し、また長期的に安定させるためには、長期にわたる観察と様々なアプローチが必要になるのです。

これから受診される患者さんへ

当院は開業から30年余りが過ぎ、これまでに6000症例を越える患者さんを担当してまいりました。また、その間、日本矯正歯科学会認定医として積極的に症例を発表し、大学病院においても医局員の指導を長年に渡って担当してきました。現在はインターネット等を通じ、様々な医療情報を容易に手に入れられる時代ですが、一般の方が矯正治療の是非なりを判断するのは困難なことです。お子さんやご自身の歯並びや噛み合わせが気になりましたら、どうぞかかりつけの歯医者さんや矯正の専門医に相談してアドバイスをお受けになってみてください。

※上記記事は2019年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

佐々木 光司 院長 MEMO

  • 出身地:山形県(酒田市)
  • 趣味・特技:ダイビング、スキー
  • 好きな本・作家:永遠の0
  • 好きな映画:キリング・フィールド、フラガール
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会
  • 好きな音楽・アーティスト:マイケルフランクス、宇多田ヒカル
  • 好きな場所・観光地:パラオ、沖縄

グラフで見る『佐々木 光司 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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